一般に妊娠した人の約15%が流産するといわれ、その原因の多くは(80%)受精卵の染色体異常といわれています。流産後にご自分の行動を振り返り、「何が悪かったのだろう」と自分を責める方もおられますが、ご自身を責める必要はない、ということを知ってください。
その他の問題としては、子宮筋腫など構造的な問題、ホルモン異常、免疫異常と言われています。
当然、構造的な問題で子宮の機能が発揮しずらい環境や、黄体ホルモンが少なく育てられないというのも考えられますが、
私が考えるのは、
・栄養状態
・潜在意識
を変えるだけでもかなり流産を防げると感じています。
ただし、妊娠初期の体の状態が大事なのでこれまでに3ヶ月位は心と体を整えることをおススメします。
どういうことかといいますと、
・来院してすぐ妊娠された方
・来院して3ヶ月~6ヶ月で妊娠された方
だと、圧倒的に後者の方が、妊娠後の体調もよく、流産の確立が少ないです。
特に、妊娠初期は胎芽が胎児になれるかどうかの時期で、感受性も高いのでこの時期の体の状態で、
胎児の成長に問題がでる危険が高いと言われています。
なので、この時期に胎児になれなかったり、安定期までに内臓等の器官が順調に育たないことも流産に影響してると思われます。
なので、
細胞分裂に必要なカルシウムやミネラル(特にMg、亜鉛)、そして特にビタミンB群、等を摂取することが大事です。
これは、この栄養は基本的に細胞(授精卵)自体に生きる力を持たせるための栄養素ですが、ホルモン分泌や、内膜の状態(代謝が上がるので)にも関係します。
そして細胞やホルモンの材料になるたんぱく質の摂取も大切です。
ベースが大事なんですよね。
そして、潜在意識に「妊娠しても流産する」と入っている方も多いので、
カウンセリングや体調を整えることでその悪い意識を抜いていくことも大事です。
焦らず、赤ちゃんを育てられる環境を作ってあげることが大切です。
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