「内臓下垂」という言葉を聞いたことがありますか?
胃下垂という言葉は聞いたことがあっても、「内臓下垂」となると、
- 内臓が下がるってどういうこと?
- 胃下垂と内臓下垂は同じなの?
- 下腹部がぽっこりしているのは内臓下垂?
- 膀胱が下がっていると言われたけれど、これも内臓下垂?
- 姿勢や骨盤と関係があるの?
など、疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は先日、「内臓下垂」という言葉で検索して当院を知り、膀胱下垂のお悩みで来院された方がいらっしゃいました。
当院には「内臓下垂」という症状ページがあったわけではありません。
それでも「内臓下垂」という検索から、以前から掲載していた「胃下垂」のページをご覧になり、「身体のことを相談してみよう」と来院してくださいました。
このことをきっかけに、今回は「内臓下垂」という言葉について、できるだけ分かりやすくまとめてみたいと思います。
内臓下垂とは?
「内臓下垂」という言葉は、腹部などの内臓が本来の位置よりも下がっている状態を表す言葉として使われることがあります。
ただし、「内臓下垂」と一言でいっても、すべてが同じ状態というわけではありません。
例えば、
- 胃が通常より下方に位置している「胃下垂」
- 膀胱など骨盤内の臓器が下がる状態
- 子宮や直腸など、骨盤内の臓器が下がる状態
など、下がっている臓器や状態によって意味が異なります。
そのため、「内臓が下がっている気がする」という場合でも、どの臓器についての話なのか、どのような症状があるのかを確認することが大切です。
胃下垂と内臓下垂はどう違う?
「胃下垂」は、胃が通常よりも下方に位置している状態を指します。
胃下垂について調べていると、「内臓下垂」という言葉が一緒に出てくることがあります。
当院でも、以前から胃下垂についてのご相談を受けることがあり、症状ページでも胃下垂についてご紹介しています。
胃下垂について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
【胃下垂について】
ただし、胃下垂だから必ず症状が出るというわけではありません。
また、下腹部が出ているからといって、それだけで「内臓下垂」や「胃下垂」と判断できるものでもありません。
身体の見た目だけで判断せず、気になる症状がある場合は、必要に応じて医療機関で状態を確認することも大切です。
膀胱下垂も「内臓が下がる」状態の一つです
今回、当院に来院された方は、「内臓下垂」という言葉で検索したことがきっかけでした。
実際のお悩みは「膀胱下垂」でした。
膀胱など骨盤内の臓器が下がる状態は、一般的に骨盤臓器脱などとして扱われることがあります。
状態によっては、
- 尿漏れ
- 頻尿
- 残尿感
- 排尿しにくい
- 骨盤周辺の違和感
- 下がってくるような感覚
などがみられることがあります。
このような症状がある場合は、「内臓が下がっているからだろう」と自己判断せず、まず医療機関で状態を確認することが大切です。
特に、膀胱や子宮、直腸など骨盤内の臓器の下垂が疑われる場合は、婦人科や泌尿器科など、症状に応じた医療機関への相談をおすすめします。
下腹部がぽっこりしているのは内臓下垂?
「お腹の下のほうがぽっこりしているから、内臓が下がっているのでは?」
このように考える方もいらっしゃいます。
しかし、下腹部が出ているというだけで、内臓下垂と判断することはできません。
姿勢、脂肪、筋肉の使い方、呼吸、食事や便通など、下腹部の見た目にはさまざまな要素が関係します。
「お腹が出てきた=内臓下垂」と決めつけるのではなく、
「なぜこのような身体の状態になっているのだろう?」
と、身体全体を見ていくことが大切です。
内臓が「下がっている」と感じるとき、姿勢や身体の使い方も関係する?
ここは、当院が大切にしている考え方の一つです。
身体は、内臓だけ、骨盤だけ、背中だけが単独で働いているわけではありません。
姿勢や呼吸、骨盤周囲の状態、お腹周りの筋肉、背中の動きなど、さまざまな要素が関係し合っています。
そのため、当院では「内臓が下がっているから、そこだけを何とかする」という考え方はしていません。
その方の姿勢や身体の動き、骨盤周囲、背中やお腹周りなどを確認しながら、
「現在、身体全体がどのような状態になっているのか」
を考えていきます。
内臓下垂が気になるとき、整体では何をするの?
ここは誤解のないようにお伝えしておきたいところです。
整体で内臓そのものの病気を診断したり、骨盤臓器脱などの医学的な状態を診断したりすることはできません。
また、「内臓下垂なら整体を受ければ必ず改善する」というものでもありません。
当院で行っているのは、身体全体の状態を確認し、姿勢や骨盤、背中、お腹周りなど、身体のバランスや動きの状態をみながら施術を行うことです。
医療機関で診断や治療が必要な状態については、まず医療機関で適切な診察を受けていただくことが大切です。
そのうえで、
「身体全体の状態も一度見てほしい」
「姿勢や身体の使い方について相談したい」
という場合には、整体という選択肢を考えていただければと思います。
実際に「内臓下垂」で検索して当院を知った方がいらっしゃいました
今回この記事を書くきっかけになったのが、実際の患者さんとの出会いです。
先日、膀胱下垂のお悩みで来院された方に、
「何をきっかけに当院を知りましたか?」
とお聞きしたところ、
「内臓下垂」という言葉で検索したことがきっかけだったそうです。
当時、当院には「内臓下垂」という専門の症状ページはありませんでした。
ただ、以前から掲載していた「胃下垂」のページをご覧になり、
「ここなら身体のことを相談できるかもしれない」
と思ってくださったそうです。
このお話を伺って、
「自分が当たり前だと思っている身体の悩みでも、検索する方にとっては、どこに相談すればいいのか分からない悩みなのかもしれない」
と改めて感じました。
そこで今回、「内臓下垂」という言葉で悩んでいる方にも、少しでも身体について考えるきっかけになればと思い、この記事を作りました。
こんな方は一度ご相談ください
- 「内臓下垂」という言葉が気になっている
- 胃下垂について相談したい
- 下腹部のぽっこりが気になる
- 姿勢の崩れが気になる
- 骨盤周りの状態を見てほしい
- 身体全体のバランスを確認してほしい
- 出産後から身体の状態が変わったように感じる
- 医療機関で状態を確認したうえで、身体全体のケアについて相談したい
このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
まとめ|「内臓下垂」という言葉だけで判断しないこと
「内臓下垂」と一言でいっても、胃下垂のような状態と、膀胱・子宮など骨盤内の臓器が下がる状態では意味が異なります。
また、下腹部がぽっこりしているからといって、必ずしも内臓下垂とは限りません。
気になる症状がある場合は、まず必要に応じて医療機関で状態を確認すること。
そして、そのうえで姿勢や骨盤、身体の使い方など、身体全体の状態を見てほしいという方は、整体という選択肢もあります。
えなみ整体院では、症状だけを見るのではなく、その方の身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。
「これって内臓下垂なのかな?」
「どこに相談すればいいのか分からない」
そんな段階でも構いません。
まずは現在のお悩みをお聞かせください。

