〜発達の土台を整えるために知っておきたいこと〜
「整体」と聞くと、大人が肩こりや腰痛を治すために通うもの、というイメージが強いかもしれません。でも実は、生まれたばかりの赤ちゃんにも“やさしい整体”が役立つことがあるのをご存じですか?
今回は、新生児や1歳未満の赤ちゃんに整体がどんなふうに役立つのかを、わかりやすくお伝えします。
赤ちゃんも体がゆがむことがある?
出産は、赤ちゃんにとっても大きな出来事です。とくに狭い産道を通って生まれてくるとき、頭や首にかなりの力がかかります。
最近では「無痛分娩」や「帝王切開」など分娩方法が増えてきました。もちろん、それぞれのご家庭にとってベストな選択ではあるのですが、こうした方法だと、赤ちゃんが生まれるときに体をねじったり押されたりする動きが少なくなります。そのため、自然に体のバランスを整える機会が減ってしまうこともあるのです。
結果として、頭の形がかたよったり、首や体に小さなゆがみが出てしまったりすることがあります。
よくあるお悩みと整体でできること
赤ちゃんにこんな様子はありませんか?
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いつも同じ方向ばかり向いて寝ている
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頭の形が片方だけ平らになってきた
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抱っこしにくい、反り返りが強い
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あまり泣かない or 泣き止まない
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寝つきが悪い、すぐ起きてしまう
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手足の動かし方に左右差がある
こうした様子は、体にちょっとしたこわばりや動きのかたよりがあるときに見られることがあります。赤ちゃん整体では、そのバランスをやさしく整えて、赤ちゃんが気持ちよく体を動かせるようにしていきます。
発達の「土台」を整えるために
赤ちゃんの発達は、目まぐるしいほどのスピードで進んでいきます。
「首がすわる → 寝返り → ずり這い→おすわり → ハイハイ → つかまり立ち」
この順番にしっかり乗っていくには、体がスムーズに動かせる状態であることがとても大切です。
また、赤ちゃんには「原始反射」といって、生まれつき備わっている動きのクセがあります。たとえば、急にびっくりして手足を広げたり、口に何か触れると吸おうとしたりする反応です。
これらの反射は成長とともに自然とおさまっていくものですが、体に緊張が強かったり、うまく動けなかったりすると、必要な時期に反射が抜けず、その後の運動やことば、落ち着きなどに影響することもあるのです。
整体では、赤ちゃんの自然な発達がスムーズに進むように、やさしく体の状態を整えていきます。
触れるのは、とてもやさしい5g以下タッチです
「赤ちゃんに整体って大丈夫なの?」と心配される方もいらっしゃると思います。
ご安心ください。赤ちゃん整体では、ボキボキしたり強く押したりすることは一切ありません。触れるのは本当に軽いタッチ、5g以下タッチで、赤ちゃんがうとうとしてしまうほど、やさしく安全です。
赤ちゃんが泣く場合もありますが、痛がってなくのではなく嫌がって泣くことはあります(笑)
また、ママやパパがご自宅でもできる簡単なふれあいケアをお伝えすることもあります。赤ちゃんにとって、パパママの手のぬくもりほど安心できるものはありません。
「なんとなく気になる」そんなときこそご相談を
赤ちゃんの発達は一人ひとり違います。でも、パパやママが「ちょっと気になるな」「他の子とちがうかも」と感じたとき、それはとても大切な気づきです。
赤ちゃん整体は、赤ちゃんの自然な力を引き出し、発達の流れに乗れるようにお手伝いするものです。
「これって普通?」「こんなことで相談していいのかな?」という小さな疑問こそ、気軽にご相談ください。赤ちゃんの未来のために、今できることを一緒に考えていきましょう。
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院長 佐々木