「体がしんどい。でも病院では“異常なし”と言われた」
「薬を飲んでも、治療を受けても、なぜかよくならない」
そんな状態が続くと、不安になったり、どこに相談すればいいのか分からなくなってしまいますよね。
当院には、そうした悩みを抱えて来られる方がたくさんいらっしゃいます。
その中で、少し視点を変えて「こころの声」に目を向けることで、体の不調がやわらいでいく方も少なくありません。
それって、ただの“気のせい”じゃないかもしれません
「スピリチュアルなんて、なんだか怪しい…」と思われるかもしれません。
でもここでお伝えしたいのは、特別な信仰や霊的な話ではなく、自分でも気づかないような「思考のクセ」や「感情の抑えこみ」が、体に影響しているかもしれないということ。
例えばこんなふうに…。
感情や思考と、体のサインのつながり(例)
心の状態やクセ | 体に現れやすい不調 |
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我慢や遠慮をしがち | 胃の不快感、吐き気、のどの詰まり |
人の評価が気になる | 動悸、手の震え、多汗、息苦しさ |
頑張りすぎ・完璧主義 | 疲労感、不眠、ふらつき |
自分に厳しすぎる | 肩や首のこり、胸の苦しさ |
将来への不安が強い | 冷え、しびれ、過呼吸のような症状 |
もちろんこれは一例にすぎませんし、医学的にすべてが証明されているわけではありません。
でも、「これ、自分に当てはまるかも…」と感じることがあれば、それが今の生き方を見直すきっかけになることもあります。
体の声を聞いてあげる時間をつくってみる
体の不調は、もしかしたら
「今のままでは少し無理があるよ」
「気づいてほしい感情があるよ」
という、あなたの“こころ”からのメッセージなのかもしれません。
たとえばこんな問いかけを、自分自身にしてみてください。
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「言いたいことを飲み込んでいないかな?」
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「本当は疲れているのに、無理してないかな?」
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「誰かの期待に応えようとして、自分を後回しにしていないかな?」
少し立ち止まって、自分の気持ちに目を向けてみる。
それだけでも、体にふっとゆるみが生まれることがあります。
おわりに
このお話は、「気の持ちようで全部治る」という単純なことではありません。
でも、どうしても良くならないときに、少しだけ違う角度から体を見つめ直すことは、とても大切だと思います。
当院では、整体を通じて体にアプローチしながら、心とのつながりも大切にしています。
不調の根っこに気づくサポートができれば、私たちもうれしく思います。