生理前の症状がひどくて、学校に行けずに悩んでいた高校生の患者さんがいらっしゃいます。
排卵を境に、ふたつの女性ホルモンが影響し、
黄体期の間続く精神的、身体的症状というのは起こりやすくなります。
症状は人によってさまざまですし、また同じ人でも月によって違うと言われています。
黄体期に分泌される女性ホルモン、黄体ホルモン(プロゲステロン)が
様々な働きをするので例えば、水分をカラダから排出しにくくなり、むくみの原因になっていたり
その水分が乳房にたまれば乳房の痛みに、頭にたまれば頭痛、カラダ全体がだるく感じることもあります。
また脳内の「セロトニン」という物質が低下するので、
うつ症状やネガティブ思考など気持ちが不安定になることもあります。
その症状が多くあって辛い想いをされていたんですよね。
でも、何とかよくなりたい!自分の夢を実現したい!!
その想いから当院に頑張って通って下さっていました。
最初のころはやはり生理前にキャンセルになることもありましたが
回を重ねるごとに調子が良くなって、
「最近調子いいのがちゃんとわかる!」とお話しくださるようになったのです。
最近では…薬を手放せた、という話もされていて、
本当に楽しそうな笑顔が見れるようになったんですよね!!
その笑顔が本当に当院スタッフの幸せです!